愛犬の寒さ対策

こんにちは!名古屋のトイプードルカットならおまかせのトリミングサロン犬の美容室いちごです。

12月も中旬になり、今年も残すところ後2週間です。

寒さも強まり人も外に出るのが憂鬱になるほどですね…(-_-;)

愛犬と共に寒さ対策をして厳しい冬を乗り越えましょう❕❕

犬の体温は約37.8~39.3度と平熱が高いので、人よりも寒さには耐性があります。

人よりも寒さに耐性があるといっても、犬種・毛質・毛量・体格・年齢などによって、寒さの耐性は変わってきます。

それぞれのわんちゃん達に合わせて適切な寒さ対策をしてあげることが大切です。

〈 寒さが苦手な犬種 〉

・シングルコートの犬種

犬の被毛は、『ダブルコート(二重毛)』と『シングルコート(単毛)』の二種類に分かれます。

ダブルコートは『オーバーコート(上毛)』と『アンダーコート(下毛)』の二重構造になっています。原産国が寒い地域の犬種に多く見られます。

シングルコートの犬種には、ほとんどアンダーコートがありません。

オーバーコートの毛質はしっかりしていて、紫外線・外部の刺激から皮膚を守る役割をしています。

シングルコートの犬種は、暖かい地域出身の犬種が多いです。

シングルコートの犬種には、トイプードル・ヨークシャーテリア・マルチーズ・シーズーなどがいます。

・スムースコートの犬種

パグ・フレンチブルドック・ドーベルマンなどの光沢のあるなめらかな毛質の犬種をいいます。

スムースコートの犬種は被毛が短いので寒さに弱いです。

・幼犬/高齢犬

幼犬や高齢犬は免疫力や体力がないので体温調節を自らするのが難しいです。

なので飼い主さんがしっかりと温度の調節をしてあげなければいけません。

成犬でも病気を患わっている時や病気明けは寒さに弱いので気にかけてあげることが必要です。

・小型犬

小型犬は体も小さく、地面からの距離が近い大型犬に比べて寒さを感じやすいです。

・散歩の回数が少ない

体力があまりないこは代謝を上げる筋肉が少ない為寒さに弱いこが多いです。

〈 冬のお散歩の注意点 〉

・ヒートショック

暖かい部屋から急に寒い外に出ると、『ヒートショック』を引き起こすリスクが高まります。

ヒートショックとは、急激な気温の変化により血圧が変化し体にダメージを与えます。

ヒートショックの状態から、心筋梗塞や脳卒中に繋がる可能性もあるので注意が必要です。

外に出るときはなるべく寒暖差がないように心がけましょう。

〈 寒さを感じている時のサイン 〉

・震える

寒さを感じていると小刻みに震えます。これはわかりやすいサインのひとつです。

しかし、暖房のきいた暖かい部屋などの寒くない状況でも小刻みに震えている場合は病気や筋力の低下の可能性もあるので注意が必要です。

・丸くなって寝ている

寒さを感じると体温を逃がさないように丸くなる習性があります。

警戒心が高いこや、寝床が狭いこも丸まって寝ることはありますが、普段は活動している時間帯に丸くなって寝ていたり、いつもは伸びて寝ている場所で丸まっていたりした場合は寒さを感じているかもしれません。

・水を飲む量が減る

暑いときに比べて飲む水の量が減ります。

脱水症状にならないように注意が必要です。

・暖房機器の前にいる

ヒーターやストーブなどの暖がとれる所にとどまるのは寒さを感じているからです。

暖かいですが、近づきすぎると火傷の原因になるので距離感をしっかり確保できる対策をすることが必要です。また、首輪などを日頃からつけているこは金具が熱くなり火傷する可能性もあるので注意が必要です。

〈 寒さ対策 〉

・暖房機器の使用

寒さ対策といって一番に思い浮かぶのは暖房機器の使用かと思います。

住んでいる地域や犬種にもよりますが室温は大体20度前後がわんちゃんにとって理想的な温度だと言われています。

ストーブやヒーターを使用する際は、近づきすぎによる火傷などに注意をし、ホットカーペットやこたつを使用する際は、低温やけどに注意してください。しっかりとした安全対策をおこない事故のないようにしましょう。

・服を着せる

寒さ対策といえば暖房機器の使用の次にお洋服を着せることを思い浮かべる方も多いんじゃないでしょうか❔

服を着せることで寒さ対策になります。

同じ服を何日も着せたままでいると、被毛と服が擦れて毛玉ができます。

必ず一日の終わりにはお洋服を脱がせて全身をブラッシングしてあげる必要があります。

・日の出ている時間帯にお散歩する

日の出ていない冬場はかなり冷え込みます。

コンクリートもかなりの冷たさになるので、肉球に負担がかかります。

日が出てある程度暖かくなってからお散歩してあげましょう。

お散歩の際は、お洋服着せてあげるのも寒さ対策になります。

〈 雪が降った時雪玉には要注意 〉

長毛の犬種が雪の中を歩くと、犬の体から出る蒸気などの水分によって、毛を巻き込みながら発泡スチロールのような小さくて丸いころころとした雪の塊ができます。

雪が付着していくことで塊がどんどん大きくなっていきます。

雪玉は、被毛を巻き込みながらくっついているので無理に取ろうとすると痛いので、ドライヤーや温かいシャワーなどで溶かしながら取ると負担が少ないです。

正しい防寒対策で厳しい冬を楽しく乗り切りましょう✨