働くわんちゃん 〜 セラピードッグ 〜
こんにちは!名古屋のトイプードルカットならおまかせのトリミングサロン犬の美容室いちごです。
日々私たちの生活に癒しや笑顔を与えてくれるわんちゃん達🐶
疲れている時や落ち込んでいる時でも、愛犬の顔を見ると気分が明るくなり元気になる✨わんちゃんをお迎えしている方なら誰もが経験した事があるかと思います。
私たちトリマーもトリミングを通して日々わんちゃん達に癒されています☺️
人の心に寄り添い元気づけるお手伝いをしているわんちゃん達がいます。
それが「セラピードッグ」です。セラピーとは治療、療法という意味があります。
今回はセラピードッグについてまとめてみました。
セラピードッグとは
セラピードッグとは、人への忠誠心と深い愛情で高齢者を始め、障がいを持つ方や病気(癌や精神)の治療を必要とする患者さんの身体と精神の機能回復を補助する活動をしています。セラピードッグ達が患者さんの心身の状態と向き合い、リハビリに寄り添うことで記憶を取り戻したり、動かなかった手や足が動くようになる効果があります。国際セラピードッグ協会では、犬達の個々の能力や性格を大切に育て、対象となる方々の症状に合わせた治療のケアをしています。(引用:一般財団法人国際セラピードッグ協会)
セラピードッグの主な活動場所
全国の高齢者施設、病院(がん患者の延命も含)、心身障がい者施設、児童施設、教育の現場(小、中、高等学校など)、刑務所(服役因の社会復帰)、被災地への訪問活動など、幅広く活動しています。
小学校や幼稚園
子供達がわんちゃんと接することで、動物との接し方や命について学ぶことを目的として活動します。
動物福祉や動物愛護について考える機会にもなります。
高齢者施設
高齢者がわんちゃんと一緒にレクリエーションを楽しみ、セラピードッグの触れ合いを楽しむことでリラックス効果やストレス解消の効果が期待できます。特に、ご家族のいない高齢者には大きな癒し効果があります。
病院
医療現場で、病気やケガ、精神的な病を患う人の心や身体などを目的に活動します。
身体的機能や情緒的安定を目的として取り組むため、セラピードッグもハンドラーも2年以上の訓練を受ける必要があります。
ドッグセラピーの効果
・心身的効果
様々な理由で身体を動かすことやリハビリを必要とされている方に対して、身体を動かすきっかけを作ります。
例えばボール遊びをすることで、「投げる」「握る」動作を自然に行う事ができます。またボールをとってきてくれる喜びなども感じる事ができます。
・心理的効果
セラピードッグにおやつをあげたり、一緒に遊ぶなどの交流を通してわんちゃん達の喜ぶ姿で気持ちが明るく前向きになり、ストレスの軽減や闘病意欲の向上につながります。
・社会的効果
施設(被災地の仮設住宅)などに入居することで、人との交流が減ってしまった方に対して「セラピードッグに会いたい!」という気持ちが外出を促したり、イベントに参加して交流することで、コミュニケーションをとるきっかけになります。
セラピードッグになるには
セラピードッグになれる犬種に制限はありません。犬種よりもそのこの性格が重視されます。
人と接する事が好きで人見知りせず、忍耐力があり、初めて訪れる場所や聞きなれない音を怖がらない事が求められます。また、健康面に問題がなく、基本的なしつけができていることも大切です。
一般家庭で生活するわんちゃんから保護犬までどのようなこでも目指す事ができます。
セラピードッグになるためにはセラピー犬認定試験の合格・登録が必要です。
基本的な訓練
まずは基本的な号令を覚えさせます。
お座り、伏せ、待てや散歩中に引っ張らない、どんな場面でも冷静にいられるように訓練をします。
またセラピードッグは主に病院や施設を中心に活動するので、スムーズな歩行が困難な方や車椅子を利用している方との同速歩行や患者さんが寝ているベッドでのマナーについて訓練を受けます。
セラピードッグに関する団体
動物愛護の精神にたち、捨てられる犬たちを減らすこと、また不幸にして保護者を失った犬たちをセラピードッグとして育成し、社会福祉に貢献することによって「殺処分0」を実現するために活動しています。(引用:一般財団法人国際セラピードッグ協会)
日本におけるアニマルセラピーの普及の中心になっている団体です。
アニマルセラピストがセラピー犬とともに、さまざまな施設を訪問するアニマルセラピー活動を行っています。
災害救助犬の育成や派遣を中心とし世界規模で活動する団体です。
災害救助活動以外にもセラピードッグの育成や派遣、捨て犬や捨て猫の保護など動物福祉・愛護活動も行なっています。
まとめ
医療現場や施設などの現場で活躍するセラピードッグ。
セラピードッグはしつけ、訓練がされているわんちゃんであればどんな犬種でも目指す事ができます。
もし興味がありましたら、セラピードッグの団体などに問い合わせてみるのもいいかと思います(^^)