お薬の飲ませ方

ブログ中村店

こんにちは!名古屋のトイプードルカットならおまかせのトリミングサロン犬の美容室いちごです。

寒い季節になるとその気温差などから体調を崩す子が増えてくる傾向にあります。病気や健康のために病院から処方されたお薬や、サプリメントを愛犬に与える機会があるかもしれません。

普段食べているごはんやおやつに混ぜて一緒に食べてくれたら助かりますが、食べ慣れない味や形に異物感を覚え吐き出してしまう子も多くいます。

健康のためにも確実に与えたいけど嫌がって飲んでくれない。という悩みを持った飼い主様のためにお薬やサプリメントの形状別に飲ませ方のコツをご紹介します!

はじめに

お薬を飲ませる前に飼い主様が「今から薬を飲ませるぞ!」といつものごはんの時とは違う風に構えてしまうとわんちゃんも嫌な予感がして初めから警戒してしまいまうことがあります。

なのでなるべく、いつも通りを装いお薬を見せないように与えてあげましょう!

錠剤・カプセル

錠剤やカプセルなどの固形のものは

①背後から優しく包み込むようにしておさえ、顔の上から片手で顎を持って上を向かせます。

②もう片手でそっと口を開けて喉の奥めがけて薬を落とします。

(この時犬歯のすぐ後ろに指を入れると口を開きやすいです)

③薬を入れたら口を閉じたまま数秒は上を向かせたままにしましょう。

④喉を撫でるように4、5回さすってあげます。わんちゃんが舌を出してぺろぺろしているのが確認できれば飲み込めています。(上手く飲み込めていない場合は吐き出してしまうので必ず飲めているか確認をしましょう)

力づくで飲ませようとすると暴れてしまったり余計にお薬を飲むことを嫌がってしまうので、優しく声をかけてあげながら飲ませましょう。嫌がる場合はすぐに別の方法に切り替えましょう。

粉薬

粉薬は吸収されやすいので薬の効き目が高いというメリットがあります。

①まず口を閉じ、口の端に指をスッと入れ、頬を外側に押し広げる

②指に粉薬を付け、薬を歯と頬の間の粘膜に塗り込む

③外側から頬を揉むようにして飲み込ませる

水薬

スポイトや針の付いていない注射器を用意してください。(病院でもらえるかもしれませんので各病院へご確認ください)

①口をやや上向きにさせて口を開かせる。

②スポイトや針のない注射器を犬歯の後ろ、歯と歯の間に差し込み薬を少しずつ流し入れる

(粉末状のお薬を少量の水に溶かして与えることも可能です。)

ごはんに混ぜて飲ませる場合

様々な方法がありますのでステップ1から順に試してみましょう

step1 粉や錠剤のままごはんの中に隠して食べさせる

step2 粉末のままちゅーるに練りこんで与える、錠剤であれば、そのままウェットフードなど粘着質なフードの中に隠し、団子状にして与える

step3 錠剤の場合はすり鉢などで潰し粉末状にしてステップ2を試す

step4 錠剤であればすり鉢で粉々にする、元から粉末状であればそのまま。少量の水にチュールやウェットフードを少しだけ混ぜ、そこに粉末の薬を溶かしてスポイトや針のついていない注射器(シリンジ)に吸わせてワンちゃんの口の横から歯と歯の間に挟み込ませて少しづつ口内に流し込む

(⚠️錠剤を細かく潰したり、カプセルから中身を出して与える場合は必ず獣医師に確認してからにしましょう。)

ステップ1がだめならステップ2、それでもだめならステップ3・・・と試してみてください。飲んでいるお薬によってはワンちゃんがどんなに嫌がっていても必ず飲んでほしいお薬もあります。何を試してもダメだというときは、獣医師に相談し飲み薬を変えてもらったり、飲ませ方を実践でレクチャーしてもらうこともいいかもしれません。お薬飲めずに数日たってしまった、体調を崩してしまった、ということになってしまうといけないのでしっかり相談しましょう!

最後に

いかがでしたか?お薬とは無縁の健康なワンちゃんでいてくれたらとてもうれしいことですが、その子の体質や環境により少しの間だけだけど飲ませなきゃいけない機会が今後あるかもしれませんので是非s参考にしてみてくださいね!