2025.02.01

犬の食物アレルギー

イベント中川本店

こんにちは！名古屋のトイプードルカットならおまかせのトリミングサロン犬の美容室いちごです！

食物アレルギーは普段食べているごはんなどの影響で、アレルギー症状が出てしまうことをいいます。犬の食物アレルギーは、すべての食べ物の成分がアレルゲンになる可能性を秘めています。アレルゲンは、ひとつの食べ物に限らず複数の食べ物が原因となっているケースもあります。普段何気なく与えているごはんが愛犬にとってアレルギー源になっているかもしれません。今回は、犬の食物アレルギーについて、食物アレルギーが出やすい食べ物や症状などを紹介します。

アレルギーを起こしやすい食べ物

犬の食物アレルギーの主な原因は、ごはんに含まれるタンパク質であることが多いです。とくに以下の動物性たんぱく質、植物性たんぱく質が代表的なアレルギーの原因として知られています。　
（動物性たんぱく質）
・牛肉
・鶏肉
・羊肉
・豚肉
・乳製品
・卵　　など
（植物性たんぱく質）
・小麦
・大豆
・とうもろこし　など

アレルギーの原因となりやすい食材のほとんどがドッグフードに使用されているものです。牛肉、鶏肉、とうもろこし、小麦はドッグフードに使われる代表的な食材ですが、これらに対するアレルギーの原因となる率が1番多いという事です。

アレルギーを引き起こしずらい食べ物

アレルギーに対する感受性には個体差があるため、アレルギーを絶対に引き起こさないというわけではありません。あくまで目安にすぎませんがアレルギーを引き起こしずらいと言われているのが下記になります。
・魚類
・馬肉
・鹿肉
・ダック（鴨やアヒル）
・ターキー（七面鳥）　など
魚類や馬肉、鹿肉などは「新奇たんぱく質」と呼ばれる今まで食べたことのないたんぱく質はアレルギーの原因になる可能性が比較的に低いとされています。

アレルギーの主な症状

食物アレルギーがもたらす可能性のある主な症状は皮膚症状と消化器症状があります。
皮膚症状は、痒みが見られます。とくに、眼や口周り、耳、足先や肛門回りに強く出ることがあります。しきりに掻いたり舐めたりする行動が見られます。搔きむしってしまうことで、皮膚が傷つき赤みが出たり、脱毛してしまうこともあります。
消火器症状としては、嘔吐や下痢、消化不良などが挙げられます。それに伴い、体重の減少がみられる場合もあります。便が柔らかくなっていたり、排便の回数が増えても注意が必要です。

アレルギー症状が起きてしまったら

・病院で診てもらう
愛犬が体を掻いていたり皮膚に赤みがあったりと、食物アレルギーの症状が見られた場合は悪化する前にすぐに動物病院へ行くことをお勧めします。
食物アレルギーが原因となる皮膚のかゆみにより、愛犬がストレスに苦しんでいるかもしれません。
症状が悪化する前に動物病院へ行き早期発見・治療を行っていきましょう。大切な愛犬の健康を守るために日頃からしっかりと様子を観察してあげてください。

・ドッグフードを見直す
食物アレルギーの子にとって、毎日の食事内容はとても重要です。アレルゲンが特定できていれば、それが原材料として含まれていないドッグフードを選びましょう。アレルゲンが特定できない場合には、一般的にアレルギーを引き起こしやすい原材料が入っていないドッグフードをえらぶのもひとつの手です。
犬がアレルギーを起こしやすい原材料としては、小麦や大豆といった穀物も挙げられます。これは穀物に含まれる「グルテン」というたんぱく質が関わっています。グルテンが原材料として使用されていない「グレインフリー」のドッグフードもあります。
また、牛肉や鶏肉などのアレルギーを引き起こしやすい食物ではなく馬肉や魚類、鹿肉などの「新奇たんぱく質」はアレルギーになる可能性が比較的低いとされており、アレルギー治療でも用いられることがあります。
そして、余分な添加物が含まれていないかも重要です。添加物に含まれる酸化防止剤や着色料といった化学物質が原因でアレルギー症状がでてしまう可能性があります。
ドッグフードを選ぶ際にはこのようなことを頭にいれて、パッケージの裏の原材料をしっかり確認してその子にあったドッグフードを選んであげましょう。

まとめ　

犬によって、食物アレルギーになってしまう食べ物はさまざまです。アレルギー症状が出ている場合は、まずは動物病院で診てもらいましょう。愛犬を撫でたり、ブラッシングをしたりの日々のスキンシップはとても重要です。毎日のスキンシップを通じて愛犬の皮膚の異常を早期に発見することができます。スキンシップやブラッシングを習慣化し、皮膚チェックをぜひ行ってみてください！
そして、食物アレルギーを起こさないためには、毎日食べるドッグフード選びがとても重要となります。原材料をよく確認してその子にあった、ドッグフードを選んであげましょう。